家庭でもできる?普段の生活で手軽にできる幼児教育とは?
「家庭でも幼児教育ってできるの?」と疑問に思ったことはありませんか?わざわざ幼児教室に足を運ばなくても、家庭で幼児教育ができるのならそちらのほうが手軽だと思ってしまいますよね。そこでこの記事では、家庭でも幼児教育はできるのか、どのように進めればよいのかなどについてまとめます。
家庭でも幼児教育はできるのか
そもそも家庭でも幼児教育をすることはできるのでしょうか?結論からいえば、家庭でも幼児教育をすることは可能です。家庭で幼児教育ができれば特別な費用もかかりませんし、交通費や時間もかからないので、家計にとっては大助かりですよね。
そもそも幼児教育とは「子どもの生活に関わるすべての場所で行われる教育のこと」を指しています。就学する前の子どもに行う教育は、すべて「幼児教育」です。一般的に幼児教育といえば、ドリルや問題集をやったり、通信教材を使ったりした授業を思い浮かべる方が多いでしょう。もちろん、こちらも幼児教育といえるのですが、普段の生活の中でも自然と教育につながることもあるのです。
たとえば保育園に通うこと。当たり前のことのように思いますが、保育園や幼稚園に通うことで、協調性や社会性を学ぶことができます。たくさんの人と出会うことで、新しい発見をすることにもつながるでしょう。また、お手伝いを頼んだり、身の回りのことを自分でできるようになったりすることも、すべて幼児教育のひとつなのです。幼児教育は勉強することだけを指す言葉ではありません。普段の生活の中にも、幼児教育につながるものはたくさんあるのです。
家庭ではどんなことをすればいいの?
上記で述べたように、家庭でも幼児教育をすることは可能です。とはいえ、どんなことをすればいいか迷ってしまいますよね。それでは、家庭でできる幼児教育を紹介していきましょう。
1つ目は、寝る前の本の読み聞かせです。読み聞かせをすることで、子どもに多くの刺激を与えられます。多くの言葉に触れることで言語の発達が期待できますし、聞く力を養うこともできます。また、絵と言葉によって想像力を鍛えることもできます。
2つ目は、机上遊びを取り入れることです。椅子に座って机の上で絵本を読んだり、お絵かきをしたりなどですね。「いつもの遊びと何が違うの?」と思うかもしれませんが、ポイントは机に向かって椅子に座ること。小学校に通うようになると長い時間椅子に座っていなければいけません。慣れていないと座っていることすらストレスに感じて、落ち着きがなくなってしまうのです。しかし、幼いうちから椅子に座って机に向かうことに慣れさせることで、小学校に上がっても問題なく勉強に集中できるようになります。
3つ目は、工夫したおもちゃを与えることです。大前提として年齢に応じた玩具を使うことが大切です。無理に成長させようと上の年齢のおもちゃを使っても、あまり意味はありません。年齢に合わせた玩具を与えることでどのように遊ぶのかをしっかり考えながら触っていくので、効率的な成長につながるのです。
4つ目は、生活習慣を身に付けることです。生活習慣を身に付けることも幼児教育のひとつとなりますし、中でも規則正しい生活をすることがとても大切なポイントになってきます。睡眠や食事などの時間を決めることで生活リズムを整えられ、子どもの成長にプラスに働くようになります。また、時間を意識しながら生活することになるので、社会性を育むこともできるのです。整った生活習慣を幼いうちから身に付けさせておくことで、社会に出てもスムーズに適応できるようになるでしょう。
5つ目は、お手伝いをさせることです。お手伝いといっても、一緒に料理をしたり、洗濯物をたたんでもらったりなど、何でもいいのです。お手伝いを通して自分の役割を自覚したり、周囲との関わり方を学んだりすることができます。普段の生活の中でも手軽に取り入れられる幼児教育のひとつなので、積極的にお手伝いを頼んでみてください。
幼児教室を活用してバランスのとれた教育を!
子どもの成長を促すためには、幼児教育を活用してバランスのとれた教育をすることが大切です。整った生活習慣を送ることやお手伝いを頼むこと、それにプラスしてドリルやパズルなどの教育も無理のない程度に取り入れていくとよいでしょう。早く結果を得ようと期待をかけすぎると、子どもにとってプレッシャーとなるので、あくまで親は見守る立場でいることを意識してみてください。質問されたらヒントを与えて一緒に考えたり、答えを導き出したりしてあげればいいのです。
幼児教育は家庭の中でも手軽に取り入れることができます。小さなころから幼児教育を行うことで、小学生になっても問題なく勉強に集中できるようになりますし、社会性やコミュニケーション能力なども育むことができるでしょう。ただし、早く成長させようと無理に教育を詰め込むと、子どもにとって負担となるのでNGですよ。あくまでも幼児教育は、社会に出る前の予行練習や土台作りとして考えるようにしておきましょう。